マヴカプ2自作自演CDの作り方


3,自分の好きな曲をadxにしてみる

そんなワケで本番に入りましょう。まず、好きな曲をwav形式で用意してください。
CDからリッピングするなり、拾ってきたmp3などをwavへデコードするなり。
adxencd.exeは、wav以外のファイルには対応していません。
何言ってんのか分からない?お引き取りください。

用意できたら、今度はwav編集ツールを用意しなければならないのですが…
cool edit、gold wave、SoundEngine、Sound it、Sound Forge・・・
まぁイロイロあるんですけど、何も持っていないならば
SoundEngineとかはフリーのツールなので、一番無難かもしれません。

SoundEngineはダメっぽいので、Audacity(別窓で開きます)というのを使ってみてください。勿論フリー。
自分の場合、手元にSound Forgeがあるのでソレを使いました。

まず、wavファイルを編集ツールで開いたら、開幕の無音部分を限界ギリギリまで消去します。
無音部分は、最低でも0.1秒以内に抑えましょう。
じゃないと、DCに合わせたときに、不自然な始まり方になってしまいます。
あと、DOSで入力するときに面倒なので、a.wavみたいな短くて簡単な名前にしておくと、ちょっとラクが出来ます。

使うツールによって、外観は全く変わってきます。

無音部分に関してですが、ツールによっては、最初と最後の無音領域を削除する機能が備わってるモノもあります。
精度が高いならば、ぜひ活用しましょう。

あと音量についでですが、これに関してはハッキリとしたコトは言えません。
曲次第です。また、ゲームをする際に、ステレオかモノラルかの切り替えでも音量が違ってきます。
編集完了したら保存を忘れずに。「ぶきや ぼうぐは かならず そうびしてください! もっているだけじゃダメですよ!」

そうしたら次はループ部分を探します。ループ部分というと若干語弊がありますが…
ループの「繋ぎ目」ではなく、同じ音が鳴っている部分を指定します。
これは自分の目と耳が頼りです。一番重要な箇所と言えるでしょう。
キレイにループ出来るなら、どこで繋げても構いません。

手抜き厳禁!

大体は画像の説明通りで。wavファイルについてはサンプルのヤツを使用。
時間の単位をサンプルに直すのを忘れずに。
見た目の周波の酷似している部分の探索+聴きながら、都合の良い位置を割り出します。
この作業は、元のファイルの音質が良ければ良いほど、ラクになります。
mp3からwavへ変換してたりすると、周波の波が潰れてたりするコト多々アリ。

ちなみに、ループしないような曲(J-POPでもメタルでもトランスでも)の場合は
最初と最後の部分を繋ぐだけで良いでしょう。超お手軽。
ただし、3分10秒以上の曲が望ましいです。
マヴカプのタイムオーバー時、平均時間としてソレくらいかかるので。

位置を割り出したら、あとはadxencd.exeでadxへ変換するだけです。
wavファイルも同じフォルダに置きましょう。ラクなので。


アクセサリor「ファイル名を指定して実行」からコマンドプロンプトを起動
 ↓
cd・・・でadxencd.exeのあるフォルダへと移動
 ↓
adxencd.exe ○○.wav -lpsループ開始位置 -lpeループ終了位置  と入力
 ↓
adxファイルが生成される
 ↓
(゚д゚)ウマー



上手くいけばいいのですが、最初のウチは結構失敗しますので
何度か聞き比べて、開始、終了、の位置をずらしていきましょう。
正確な位置がわかんねー!と思ったら、思い切ってループ地点を変えるのもアリです。
ループ曲じゃないのを変換する方達は、まぁ簡単に終わるハズですね。

あーあと、ループしないようなadxを作る場合は、-lps・・・の部分を全て省いてください。
要するにadxencd.exe ○○.wav、で終わりというコトです。
ゲームオーバーみたいな、ジングル的なモノに曲を当てる場合には、そうする必要があったり。

曲の準備が出来たので、次へ進む

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